シンガーソングライターの茜さんに取材をしました。
ピアノの弾き語りで独自の世界観を表現する茜さんの音楽に対する気持ちや今日に至る経緯を語って頂きました。
ライブだけでは見えない茜さんの魅力を二回にわけてお届けします。
ぜひご覧ください!
第一弾!
音楽のジャンルは何ですか?
好んで聞いてきた楽曲がスローテンポなものが多かったので、バラードが多いかもしれません。
私の声の癖を活かせるように、ポップスとクラシックの中間を狙って曲作りをしています。
言葉のある音楽も好きですが、言葉のないクラシックやインスト曲も好きです。
音楽を始めたきっかけは何ですか?
幼少期の頃から歌とピアノに触れてきました。
その後、自分で曲作りをしたくなり、ワタナベエンターテイメントカレッジで学ぶことを決め、上京しました。
故郷の青森から上京することもあり、両親は心配しながらも背中を押してくれました。
初めてのライブはいつでしたか?
カレッジに入ってからの人生初めてのライブは、恩師が主催していた渋谷La.mamaでのライブで、
その時は今みたいに弾き語りではなく、オケを流して歌っていました。
卒業後、一人でライブしていくスタイルに移行したのですが、もともと歌がメインだったこともあり、弾き語りをすることは慣れるまで最初大変でした。
ライブも初めてなので、集客にも苦労しました。。
ライブ会場にお客さんを呼べない時から、父は毎回配信のチケットを買ってくれて、ライブの感想を言ってくれています。
また、ライブに家族総出で何度も足を運んでくれ、まるでマネージャーのような目線で応援してくれています。
作曲するときに大事にしていることはありますか?
私の曲には、二パターンの伝え方があります。
伝えたい相手がいる場合と、自分の気持ちを発信する場合で、
歌を書くきっかけになるのが、相手からなのか、自分からなのかによって変わります。
また、歌詞すべてを想像だけでは書かないですね。書きたくないという気持ちが強いです。
特に自分の心に刺さる出来事や心の動きなどを歌詞に入れることが多く、実体験を必ず入れて歌詞を書くように心がけています。
例えば私の「のぞみ」という曲は、ウクライナの戦争を題材にしているのですが、その時は朝から夜まで泣くことも多く、誰にも話せない気持ちを夜な夜な歌詞にしていました。
どのように作曲を行っていますか?
基本詞先です。
日常生活の些細な出来事や感情を、その都度メモに書き溜めています。
曲作りの際には、そのメモをもとに歌詞から書き始めます。
歌詞ができたら、何度も音読をします。
そして、言葉に音をつけて歌にメロディーをつけていきます。
日本語の聞き心地の良さを大切にしています。
作曲に苦労するときは、なるべく水に触れたくなります。
お風呂に何時間も浸かって創作する場合もたくさんあります。
DTMも用途に応じて使っています。
最近曲作りは、積極的におこなっていますね。今は代官山NOMADというライブハウスの『月刊NOMAD』に参加しています。毎月新曲を書き、ライブで披露する企画です。
創作の際に刺激を受けているものはありますか?
創作にちょっと行き詰まったら、本、映像、音楽、美術作品など、人が創ったものは一通りみたり見たり、聴いたりします。
大体週に一回は何かに触れています。
そのほかにも、水が好きなので海や水族館などに行ったり、自然公園を歩きながら川の音を聴いたりしています。
自然に会いに行く感じですね。
創作している時間は、どうしても一人でいることが多いので、寂しさを感じてしまいがちです。
一通り一人で自然を満喫したら、その反動で、自分から人に会いに行って、その時話した会話の内容などを歌詞にしたりもしています。
ありがとうございました!
第一段は茜さんの音楽のきっかけや作曲について迫りました。
第二弾はライブについてや今後の展望についてお話をききましたのでお楽しみに!
現在決まっているライブ情報!
12月09日(月)
Yokohama mint hall
LIVEワンマン「瞬歌愁祷~碧色のくじら~」
日時:12月9日(月) 場所:Yokohama mint hall open:18:00〜/start 19:00〜
料金:前売3,400円(drink別) 配信3,000円
「茜」プロフィール
2020年10月~2021年9月
ワタナベエンターテイメントカレッジに所属、曲作りやライブについて学ぶ。
2022年2月
宮本亞門監修「日比谷ネクストアーティスト」選抜。
ピアノ弾き語りライブや自身でアレンジを手掛けるなど、本格的に音楽活動を開始する。
現在はライブハウスでのライブ活動以外にもYouTubeへの動画投稿を行なっている。