初音さんの「ループアウト」をご紹介します!
アップテンポで耳に残る楽曲ですが、歌詞は人生をテーマにしており
何度も転んでも立ち上がって走り出すところが勇気をもらえます。
人生はうまくいくことばかりではありませんが、真っ直ぐな歌詞に背中を押されて頑張ろうと思える楽曲です。
バンドサウンドも素晴らしく、非常にクオリティの高い仕上がりですね。
MVも初音さんの魅力が沢山詰まっているので、ぜひ映像と一緒にご視聴ください!
歌詞に迫る
毎日のストレスは 夜じゅうを駆けめぐり
音もなく訪れて 夢の中変える
なんだ 大人になっても
まさか 迷う 逃げる 叫ぶ さまよう
子供の頃は、大人になればきっぱり決断ができて悩むこともなくなるだろうと思っていたかもしれません。
しかし、大人になっても誰でも同じように悩み、迷い、もがくこともあります。
日々を精一杯生きているからこそストレスも溜まりますし、自分の感情と向き合うのが難しい夜もありますよね。
いつになっても人生の苦難にぶつかるのだと再認識しているようなフレーズです。
ああ 真っ暗な階段をのぼってゆく
最初から苦しんでいる
どこに向かう 夢も見ずに 歩いている
ああ 薄っぺらな励ましは とっくの昔に飽きてるかもね
だから 君も 同じ顔で 少し笑ってよ
”真っ暗な階段”とは何を指すのでしょうか。人生そのものを示唆しているのかもしれません。
ただ流されるように生きている状態だと、日々の生活や人生そのものに対して意味を見出せずに苦しくなってしまいます。そんな毎日に辟易としています。
君にも同じ顔で笑ってほしいのは、そんな世間に対して皮肉も込めているからでしょうか。
いろんな人たちが 調子よく嘘ついたり
理論武装してた君 今ならちょっとわかるかも
なんだ 大人ぶってさ
なんか さらり かわす 振りして 結果苦しんでる
大人になるにつれて、周りにあわせて調子よく嘘をつく人、理論武装する君のことも疑問に思っていた自分がいます。しかし今になったらそれも理解できます。
大人ぶっていると思っていたけれど、みんな自分の中で苦しんでいるのだと察したからです。
結局、そうするしかないこともあり、現実を受け止めている過程でもあります。
ああ 真っ当な生き方なんてできない
最初から選んでない
覚悟決めたはずなのにね 楽な道選んじゃって
ああ 自分が嫌になることばかりの日に
君の言葉が刺さる
だから今日は ここに立って 叫んでみてよ
”真っ当な生き方”とはどんな生き方を指すのでしょうか。
安易に楽な道に流されるのではなく、覚悟を決めて自分の道で闘うことなのかもしれません。
多くの人は楽な道を選んで生きているようにみえて、自分もそうなってしまう気がして嫌気がさします。
それは自分の意思で選んだものではなく、なんとなく流されているような感覚に近いのかもしれませんね。
”君の言葉”は何だったのかが気になります。
止まっても うずくまっても 泣いていてもいいんじゃない
最後まで 君のとなりで走りたい
また止まっても うずくまっても 笑っていればいいんじゃない
最後まで 夢は君の宝物
止まることも泣くことも、大人になると恥ずかしいと思う人もいるかもしれませんが、
それでもいいじゃないか!と自分に言い聞かせます。
自分に嘘をつかずに、君のとなりで走ることが自分の意思です。
結果はどうなるかはわからない、でも夢を追うこと、君と一緒に走ることを決めたのです。
また止まっても うずくまっても 笑っていればいいんじゃない
最後まで 夢は君の宝物
崩れては 積み重ねて 繰り返して いつの日か
君と見たい景色があるんだよ
こうしないといけない、こうするべきということはありません。
走っている過程で、立ち止まってもいいではありませんか。
何度だって崩れても立ち上がって進む。そしていつの日かまだ見ぬ景色に出会えるはず!
そんな強い意思が感じ取れます。
最後に
いかがだったでしょうか。
歌詞の冒頭では、大人になった自分の現状や諦めもあるなか、最後は強い意思と決心を感じますね。
世間がどうだろうが、周りの人がどうだろうが、うまくいくかわからないけれど、自分の気持ちに正直になって突き進む姿がかっこいいです。
そして、同じように悩んでいる方にも背中を押してくれる歌詞に共感を呼ぶのではないでしょうか。
心に寄り添い、元気をくれる初音さんの歌声にも注目です。
つまづいてしまった時、この先どうしようか悩んでいる時、ぜひこの「ループアウト」を聴いてください!