大阪発の3ピースガールズバンドTETORAさんの「今日くらいは」をご紹介します!
自分の気持ち、魂を音楽に思い切りぶつけて歌う彼女たちの楽曲はストレートで胸に響きます。
大好きな恋人はいつの日からか変わってしまったのか、自分が相手に求める気持ちも強くなります。
しかしお互いの温度差ができてからは、自分の心の中で空回り。
「今日くらいは・・」と願っても相手に伝わりません・・。
共感できる箇所がたくさんあります。
嘘のない自分の正直な気持ちの変化を歌っています。ぜひMVと一緒にご視聴ください!
歌詞に迫る
あんなに愛していた
僕がいなくなったって
じゃあここにいる僕は何者なんだろう
それとも君が君じゃいなくなったのかな
君の背中で気づかれないように涙を流してた
さよならが悲しいことは痛くなるほど知ってるのにな
愛し合っていた二人、大好きな君のことを強く想っています。
しかし前のような二人でいることができずに違和感を覚え、どちらかが変わってしまったのだと思います。
前のようにわかりあえなくなってしまった今、悲しい気持ちでいっぱいです。
この先別れを想像すると、いてもたってもいられません。
あともうちょっとだけ
ほんの少しだけでいいから
一緒にいたかった まだ愛していたかった
いずれ離れてしまうかもしれないけれど、もう少しだけ一緒にいたい。
一緒にいたいし、愛していたいという気持ちが溢れています。
最後の望みが叶うかもしれない、そんな可能性にかけています。
でも、それが難しいことも感じているのです。
ねぇほんとに今日くらいはさ
ねぇ起きてよ映画くらい一緒に見ようよ
もうどっかに行かないでよ
って願っていたのは僕の方なんだ
確かに間違いなくこの部屋にいたのは
2人だったの
”今日くらいは”という表現から、いつも一人でどこかに行ってしまう君がいたということですね。
いつもはそれも我慢していたけれど、今日くらいは一緒に時間を過ごしたっていいじゃないか。
そんな気持ちが伝わってきます。
でもそれを願っていたのは自分だけで、二人の気持ちはすれ違ってしまっています。
同じ空間にいるはずなのに、気持ちは同じ方向をみていないような寂しさがありますね。
呆れる心さえも
もう消えなくなってく
僕はそれが嫌だった 分かりたかった
でも1度も君の心が分からなかった
似た者同士のはずなのにな
毎回君が応えてくれないことに最初は呆れる気持ちでしたが、もうすれすらなくなってしまいました。
君のことをわかろうと必死になっても、1度もわからないのです。
似た者同士だからわかるわけではないのですね。
「お互いが理解しようと歩み寄ること」が大事なのだと気付かされます。
君は変わったって悲しくなって
でも変わったのは君じゃなくて
傷ついたって悲しくなって
でも傷ついたのもそうじゃなくて
君からは?って求めすぎて
でも変わったのも
結局のところはさ僕だったんだね
今のお互いがわかりあえていない現状に不満なのは自分だけで、傷つくことも落ち込むことも全部自分だけで・・。
自分だけがこんなに感情を揺さぶられて、思わず君は何も感じないの?とつい相手に求めてしまいます。
君はもしかすると最初から変わっていなくて、こんな風に考えてしまう僕が変わってしまったのか。
最終的には自分が変わったと納得していますね。納得するしかなかったのでしょう。
話したいのは 今日くらいはさ
ギターの話じゃなくて
音楽の話でもなくて
今日くらいはさ くだらない話でもしようよ
今日はなんかさ またねって靴を履いたら君は前みたいに引き止めようなんてしてこないかな
いつもは君の好きな話題ばかりで、それに付き合っているのも嫌ではないけれど、今日くらいは二人でくだらない話がしたい。君に自分の気持ちをわかってほしくて、でもそれがもう叶わなくて辛い気持ちです。
君との距離がどんどん開いていくことに、今まで期待していたことももう諦めてしまいます。
今日くらいはさ
今日だけでいいからさ
君に甘えてみたかった
毎日なんて言わないからさ
君に対して、少しだけでいいから自分のわがままを聞いてほしい。
本当は甘えたくて仕方がなかったけれど、いつも自分の気持ちを我慢していました。
だからこそ、今日くらいは!という最後の希望があるのです。
なんてね、冗談だよ
わかれよ
最後まで君に伝わらず、わかりあえなくなってしまった今、ようやく自分から別れを選択します。
何度も君に対して期待をして、希望をもって接してきました。
それでも何度も何度も繰り返すうちに、変わらない君のことに踏ん切りをつけるのです。
こんな僕に対して、君は何を思っていたのでしょうか。
最後に
いかがだったでしょうか。
最初はお互いに愛し合っていた恋人でも、どちらかの愛の重さが変わったり、温度差が出てくることで壊れてしまうこともあります。
ずっと一緒にいられると思っていても、ずっとは一緒にいられないことも心のどこかでは感じているのは恋愛でも多いのではないでしょうか。
今まさにこのような状況の人、過去に同じ経験をした人、さまざまいるかと思いますが、共感する箇所がたくさんありますね。
相手を想うからこそ辛くなるし、愛しているからこそ離れたくないし、複雑な気持ちが入り混じって心が変化していきます。最終的にお別れをすることになっても、そこまでにたくさんの気持ちを自分なりに伝えてきた、そう思えるからこそ別れを決心できたのでしょう。
ぜひ何度もご視聴ください!