うぴ子(UPIKO)さんの「LOOP」をご紹介します!
力強く、そして心に訴えかける歌声と、人生をテーマにした歌詞が魅力的。
大人になる過程でたくさんの出来事や心の変化を経験します。
世の中綺麗なことばかりではなく、心が苦しくなることだってあります。
そんな世間でも、誰かを守り、誰かに守られて愛に溢れていることを思い出せてくれる。
うぴ子(UPIKO)さんの代名詞的な楽曲をぜひご視聴ください。
ここからは歌詞の考察をしていきます!
歌詞に迫る
毎日同じようなことの繰り返しで
理不尽なことば嫌なことに胸が痛むよ
人に流されて自分見失いたくないから
決して尖らず優しい人であろう
日々の繰り返しに嫌気がさすことはありますよね。
まして、変わり映えのしない日常は毎日同じように感じてしまいます。
楽しいことより、辛いことや大変な思いをすることが多いかもしれません。
たとえ棘のある言葉に心を痛めても、自分は尖らず優しくありたい、そう思えるのは素敵なことです。
止まない雨はないと分かってるけど
いつまでこんなつらい気持ちが続くのだろう
今まで歩いてきた道否定したくないんだ
自分を信じてあげられるのは自分だけ
希望の光を信じて、いつか暗いトンネルを抜けられると思っていても、終わりがないように思えてしまう。
夢を追いかけていたりすると特にそう思うのかもしれません。
自分の選んだ、自分の歩んできた道は間違っていないと。
だからこそ自分だけは信じていたい、肯定したいと思うのです。
価値観はみんなそれぞれ違うけど
僕は僕なりの道を歩きたい
誰かに流されて、自分の価値観を曲げることは簡単ですが、自分を貫いていたいという強い意志を感じます。
自分に嘘はつかず、胸を張って生きている証拠ですね。
痛いよ心は傷ついているのに
表面の僕は平然と平気な顔
あぁ馬鹿だな弱いな強くなりたいな
今日はもう少し泣いて眠りたい
表面では傷ついているところは見せませんが、心は痛いくらいに傷ついています。
強がって表面では隠しても、心は騙せません。
もっと強くなりたいと願うのは当然のことかもしれませんが、それでいいと思うのです。
そんな夜は我慢せずに沢山泣いて眠るのが一番です。
誰かを助けるふりして本当は
見えない弱さから自分を守っていた
でもそれは優しさには代わりないからって
逃げてばかりの大人になりそうだ
誰かを助けることは純粋な場合と偽善も時にはあるかもしれません。
助けることで自分が守られていると感じることもあるでしょう。
心の中の声は、そんなふうに大人になっていくのは嫌なのだと警告しています。
誰も信じられなくなったとしても
どうしようもない惨めな気持ちになっても
無理して前だけを向かなくてもいいんだ
少し休んでまた歩き始めればいいさ
人間はいつも強くはいられません。
辛かったり、惨めな気持ちになったら素直に休めばいい。
自分に無理をして前向きになろうとしたり、強がらなくてもいいのです。
きっと休めばまた歩き出せる元気が出てくるはずです。
本当に大切なこと忘れかけてたよ
今まで支えられてここにいること
”本当に大切なこと”とは、今まで誰かに支えられてきたこと。
今日ここまで生きてこられたのも、皆がお互いに支え合っているからなのです。
それに気づけただけでも、心が満たされるでしょう。
君にも守りたいものがあるように
僕もまた誰かに守られて生きている
孤独なんて勘違いだとほら顔上げて
大丈夫だよこんなに愛されてる
自分一人で辛い思いをしている、自分だけが惨めな思いをしていると嘆いてしまいますが、そんなことはありません。必ず自分を見守ってくれる人、支えてくれる人、愛してくれる人がいるものです。
その分、自分も誰かを守り、支えている。皆で支えあい、助け合って生きている。
自分は一人じゃないと気づかせてくれるあたたかいフレーズですね。
最後に
いかがだったでしょうか。
生きていると沢山の試練や辛い出来事もあります。
そんな社会で生きていくうえで、この楽曲は味方のような存在になってくれます。
心に休息が欲しい時、孤独を感じた時、きっとうぴ子(UPIKO)さんの歌声が支えてくれるでしょう。
ぜひ何度もご視聴ください!