3ピースのガールズバンドシベリアンハスキーさんの「星空を抱きしめて」をご紹介します!
ギターのサウンドがカッコよく、疾走感のある楽曲。
ボーカル美月さんのパワフルで力強い歌声が心を揺さぶります。
星空に自分の人生と君との運命を投影させて、星の光は人生の道のように。
3人の演奏シーンがカッコよく映えるMVも見どころ!
星空の模様をペイントしたメイクも美しかったです。
ここからは歌詞の考察をしていきます!
歌詞に迫る
この夜空の微かな光を掬い上げて
「背中から駆けていく青い風のようになれたら」
なんて何度星に浮かべたかもうわからない
一体なにが正しくて幸せなのか、誰も知らない
足元見ていたって何も見えやしない
夜空を眺めて、星を見ることは日常でどのくらいの頻度でありますか?
青い風のような存在になりたいと、何度も星に想いを馳せているところが伝わってきますね。
人生何が正しいのか、幸せなのかもわかりませんが、すべては自分が最終的に納得できることです。
それを示唆しているようなフレーズでした。
下を向くのではなく、前を向こうと前向きになっています。
やるせない毎日が窮屈で零れ落ちそうだよ
ふと窓を叩いて揺れたカーテンの向こう側に
日々不完全燃焼のような感覚を覚え、そんな毎日が窮屈に感じてしまいます。
そんな時、目の前のことに一旦手を休めて、窓の外を見てみましょう。
今いる自分の居場所から少し離れて俯瞰してみてみると、また違う見方ができるのです。
この夜空の微かな光をひとつずつ数える
隣のあなたを見ていたらどうでもよくなってさ
涙に星が滲むくらい 思い出したあのときの話
こんな日もたまには悪くはないかもな
隣にいるあなたの存在が、そんな自分のモヤモヤした気持ちを解消してくれます。
一緒に見た夜空と、思い出話が忘れさせてくれるのですね。
”こんな日”も、実は人生には大切な日だったりします。
まだまだ暗いまんまの僕の道
光求め彷徨ってる
僕に似合う星座を探して、また朝が来る
”僕に似合う星座”とは、自分の進むべき道や居場所を指すのかもしれません。
まだ暗い道かもしれませんが、試行錯誤して自分の道を探すことが一番の近道ですね。
何も行動を起こさずにいるより素晴らしいです。
そんなふうに毎日が過ぎて、いつの日か自分の道を見つけていくのです。
ただ涙堪えて聴いていた 星が鳴らす眩い声に
今日は切なくて 我慢できなくて
気がついたらふたり掛け出した
日々生きていると切なくなったり辛いこともあり、涙が溢れる日も訪れます。
そんな時は我慢せずに、隣にいるあなたと二人駆け出したっていい。
どこに向かって駆け出したのでしょうか。
世界の果てまで広がってるちいさな光をいつかさ
ふたりだけで眺めたいだなんて、あなたは笑うかな
二人でいると自分の中にある悩みも小さくなったり、なんとかなるさ!と思えますよね。
なんと言っても、味方がいるのは心強いです。
この世界を二人でどこまでも一緒に旅をして生きていきたい。
あなたは照れ臭さと嬉しさで笑うかもしれません。幸せなことですね。
この空を抱きしめて
星空を抱きしめて
この星空は自分の人生、今生きている世界を指すのでしょう。
辛いこともたくさんありますが、二人なら乗り越えていける。
いずれ自分の道を見つけて歩んでいける。
そんな前向きな気持ちが表現されています。
最後に
いかがでしたでしょうか。
生きていると、時に不安になったり、時に迷ったりすることがありますよね。
星空に自分の人生や生きる道を思い浮かべてみることは、自分の心と向き合っている証拠です。
隣にいてくれる大切な存在が、いつも自分に勇気をくれます。
何が大切なのか、何が幸せなのかは、本当は自分が一番よく知っているのですよね。
この楽曲を聴いてそう思えました。
リスナーの方も共感するところは多いのではないでしょうか。
ぜひ何度もご視聴ください!