坂口喜咲さんの「DO-SHE-YOU」をご紹介します!
好きな彼とうまくいかなくなり、彼のママにも嫌われてしまいます。
今まで「好きだ」って、「愛してる」って沢山言ってくれていたじゃないか!
それなのに今は他の子に同じことを言っているの?
そんな切ないラブソングを坂口喜咲さんの独特な世界観で歌っています。
サビの”どうしよう”が耳に残って、エモーショナルなMVも胸に響きます。
ぜひご視聴ください!
歌詞に迫る
退屈だ、ちょっと気付いてしまえば
あの時薄まった胃酸とブルーベリージャムのにおいが苦しい
結婚できるかななんて図々しいよね、彼のママに嫌われてるバッドタイム
好きな彼と将来結婚がしたい、と思うのはどんな女の子も望むもの。
だけど、彼のママには嫌われているようです・・。
いつもは考えないようにしていることでも、ふとした瞬間に頭をよぎります。
退屈だ、ちょっと気付いているのは あの子が昨日と同じ服を着てる、
耳打ちする時の距離感
テレビで流れないニュース真夏に流行るラブソング、ああ明日からはどうしよう
あの子とは一体誰なのでしょうか。
彼と最近距離が近かったり、昨日と同じ服を着ているということは家に帰ってないことを想起させ、
嫌な予感が胸に広がります。
沢山のスキャンダルや報道、テレビではせわしなく流れるのに、
自分が一番気になる身近なニュースは闇の中でモヤモヤが溜まる一方です。
こんな気分の時にラブソングなんて聴きたくない。
気持ちの切り替えをしたいけれど、自分はこれからどうしたらいいのだろう・・と途方に暮れています。
汚れた指でバーの店長、合わせたつもりの会話も
あたし頭悪いからね、あなたの言葉もわからない
本当はずっと一緒に居たいけどどっかで諦めてるの
あたしの子宮は無駄になる
いつも行くバーの店長も彼とあの子のことを知っているのでしょうか。
何かを隠そうとしていることはこちらも察しがつきます。
しかし、ここでは”頭悪いから”という表面的には違う理由を出していますが、
本当は”わかりたくもない”というのが本音。
彼とずっと一緒にいたいのに、現実はなかなかのひどい状況で諦めかけています。
”子宮が無駄になる”という表現は独特な発想ですが、確かに結婚して子供を産むことを想定していれば、それが叶わないと無駄になるという気持ちも理解できます。
ストレートな表現が共感を呼びますね。
どうしよう、わかんないよ
あなたの声が聴こえなくなっていく
どうしよう、わかんないよ
あいしてるって言ってたじゃないか
どうしたらいいのかわからない。
あなたとの距離や関係だって、今まで見えていた景色と変わってしまっている。
「あいしてる」と言ってたのに、今は違うの?
今の彼の言動には不審もあり、前のようにわかっていた彼のこともわからなくなってしまいます。
何よりも、自分がどうしていけばいいのかわからなくなってしまうのです。
退屈だ、忘れたふりをしてた
あたしと同じようにあの子に触れたり見つめたりしちゃやだよ、
黙ってることできないの、あたし嘘が嫌いだから、あなたの右手に殺されたい
考えたくないことはなるべく頭の隅に追いやって忘れたふりをしよう。
だけどあの子に対して自分にしていた愛情表現は絶対にしないでね!という釘を刺すことだけは
言わずにはいられません。
もういっそのこと彼の手で殺されてもいいと思ってしまうほど、彼のことが好きなのです。
過去形ではなく、今もまだ好きだからこそ辛いのですよね。
もつれた足で焼肉屋、どうってことない出来事
夜中に歩いたあの廊下、手を繋いだのはどっちよ
仕事に夢中な演技、エクセル叩いて未保存
あたしの身体が老けてゆく
今までの彼と過ごした思い出が沢山思い出されます。
何気ない会話、どっちから手を繋いだかなど、その時の細かいシチュエーションまで自分の中に消えずに残っているのです。
仕事だって身に入らなくなり、とりあえず今をやり過ごすためにやってるふりをする。
こんなことをしている間に、どんどん恋愛の賞味期限も切れて、自分は老けていってしまうという焦燥感も生まれます。
こんなはずではなかったのに・・。
どうしよう、わかんないよ
あなたの顔が見えなくなってゆく
どうしよう、わかんないよ
本当のこと言ってくれればいいじゃないか
本当のこと言ってほしいんだ
彼の本音をききたい、もう前のようには接することができないし、
顔を見ることも辛いから本当のことを言ってほしい。
本当のことを言われてたら、実際は傷つくし苦しいのはわかっています。
しかし自分の将来を考えると判断は早い方がいいと、若干俯瞰してドライな一面も一人の女性としてあります。
どうして、わかんないよ
あの時あたしのことを好きって言ったのは嘘だったのかな
あいしてるって言ってたじゃないか
聴こえないって言ってるじゃないか
聴こえないって言ってるじゃないかどうしよう、わかんないよ、
どうしよう、わかんないよ、
どうしよう、わかんないよ
すきだよ、すきだよ、すきだよ
彼からもらった「好きだよ」「愛している」という言葉は嘘だったの?
今だってそれを信じていたいのに、彼の本心がわかりません。
でも自分から気持ちが離れていることは気づいている。
だからこそどうしていいのかわからない。複雑な気持ちに胸が苦しくなります。
恋愛をしているとどちらかのベクトルが傾いたり、バランスを崩すことってありますよね。
それは別れる合図だったり、離れるタイミングなのかもしれませんが、
気持ちがある方からすると受け入れられないのです。
最後に、自分はまだ彼をずっと「好き」だと何度も繰り返しているのが自分の本心であり、
現実を受け入れられないからこそ「どうしよう、わかんないよ」と混乱してしまうのです。
最後に
恋愛をしていると、この楽曲のような状況や気持ちになることってありますよね。
自分の温度は変わっていないし、これから先の将来も一緒にいることを願っている立場からすると
かなり残酷な状況ですが、受け入れるしかない現実もあります。
特に女性は何歳で結婚して、子供を産んでと、自分の年齢を踏まえて恋愛のタイミングも重視したりしますが、
そんな中彼とうまくいかなくなってしまうことが”子宮が無駄になる”という表現にもつながります。
人生設計も崩れてしまうことに恐れを抱きます。
女子の気持ちをストレートに代弁してくれるこの楽曲は沢山の共感を生みます。
ぜひ何度もリピートして聴いてみてください。