ゲシュタルト乙女さんの「仕事」をご紹介します!
独自の世界観で空間系の楽曲としても非常に魅力的な一曲です。
曲名にもなっている「仕事」を題材にした歌詞も秀逸です。
仕事を抜け出した先には一体何があるのでしょうか。
MVも楽曲の世界観にマッチした映像になっており、唯一無二のクリエイティブになっています。
ぜひ何度もご視聴ください!
ここからは歌詞の考察をしていきます。
歌詞に迫る
左から受け取って
そのまま右に振って
左から聞き入って
そのまま右に出して
歩幅が合わなくて走り回って
手に入れないままで乗り換えるよ
左から受け取った仕事を右に振り、また左から聞いたものを右に出す。
一見すると自分を通って仕事が通過していくようなイメージですが、
自分を通る時には何らかの変化を起こて右に出しているのだと思われます。
どんな仕事にも当てはまるのかもしれません。
手に入れないままとは、何を手に入れられないのでしょうか。
乗り換えという表現から、電車やバスなどの交通機関の乗り換えを連想させますね。
左から受け取って
そのまま右に振って
左から聞き入って
そのまま右に出して
一周回った電車路線は
何度走っても最初の
道をちゃんと確かめられたら
「仕事」を抜け出そう
電車線路を一周するように、同じことを繰り返すうちに自分のものになっていきます。
左から受け取り、聞き入り、右に出すということを何度もしていると、いつの日か正解がみえてくるもの。
そこまできたら、「仕事」を抜け出せる時なのですね。
つまり、仕事ではなくなり、クリエイティブな世界にいけるのかもしれません。
単純作業を仕事と呼ぶのであれば、その先は違う世界が見えるのでしょう。
なんでもない なんでもない
なんでもない
苦しそうになるよ
思った以上より
そんなに難しくないの
なんでもない 相応しくない
関係ない
何も感じなくなる
僕のフィクションも
ありながらの現実だから
抽象的な表現が並ぶフレーズですが、仕事は思ったよりも大変ではなく難しくもないのかもしれません。
次第に何も感じなくなり、自分の中のやり方が見えてくるのだと思います。
この曲自体が非常に集中力を持続させてくれる効果がありますよね。
最後に
いかがでしたでしょうか。
初めて聴いた時から、ゲシュタルト乙女さんの世界観に魅了されてしまいました。
「仕事」という日常のなかにも、新しい視点で見つめるところが非常に面白かったです。
吸い込まれてしまいそうな曲の雰囲気にどっぷり浸かりたくなりますね。
空間系ベースサウンドが心地よく、ゲシュタルト乙女らしさが散りばめられている作品でした。
ぜひ他の楽曲も聴いてみてください!
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