AIRCRAFTさんの「光線」をご紹介します!
疾走感があり、爽やかな楽曲で、元気がない時、背中を押してほしい時に聴くと元気がでます。
たとえ離れていても、たとえ叶わない恋だとしても、ずっと君のことを想って歌っていたいという切実な歌詞が胸を打ちます。
MVの中でも、好きな人に一所懸命に想いを伝えるシーンがありますが、思わず応援したくなりますよね。
メンバー全員が楽器を思い切り演奏しているシーンもかっこいいです。
ボーカル田中優衣さんの歌声は、声に張りがあって伸びやかで聴きやすくて最高。
ぜひMVと一緒にご視聴ください。
ここからは歌詞の考察をしていきます!
歌詞に迫る
離れていたとしても
私は君のことを歌っていたい
遠く過ぎてく星に願いを
唱えてみてもいいですか
離れていても君のことを歌うのは、君のことが大事だからこそですね。
星には何を願うのでしょうか。
君と一緒にいたいということなのか、君の幸せを祈るのか。
大切な人の存在は自分自身も強くしてくれるものです。
脈を打っている
言葉にするということの難しさを
私は知っているよ
うまくは伝わらないから
自分の気持ちを言語化することはなかなか難しいですよね。
特に冷静でいられないことや、自分の気持ちが昂っている時はなおさらです。
だからこそ君に対して”好き”だという気持ちを伝えることも、きっとうまくはできないことを知っているのです。
続くような夢の時間も
やはり終わりを迎えるのよ
誤魔化して過ごすのは
いい加減やめようよ
”続くような夢の時間”とは、君と一緒に過ごした時間を指すのでしょうか。
君と二人だけの幸せな時間を過ごしてきて、私からすると恋人同士のような感覚を覚えたのかもしれません。
”誤魔化して過ごす”とは、恋人のような存在に思えて実は違うことを悟っているからかもしれないですね。
はやくなる心は留まることを知らない
私はどうしようもなく走る
そうして君の街まで
君に対しての気持ちはどんどん強くなり、止まることはありません。
君が住む街まで走っていくという表現が、その想いの強さを現していますね!
離れていたとしても
私は君のことを歌っていたい
遠く過ぎてく星に願いを
唱えてみてもいいですか
こんなに想ってもらえる君は幸せ者ですね。
なかなかうまく自分の気持ちを伝えることはできなくても、君のことをいつも考えている私なのです。
叶わない恋とか
不思議な空の色とか
愛せない過去も受け入れて
私は私を生きてゆけ
”叶わない恋”とは、まさに今の君との恋のことを指しているのかもしれません。
はっきりしない、曖昧な感情や事象も生きていると多々あります。
そんなこともすべて受け入れて自分は生きているし、これからも生きていくのだという意思表示です。
姿を重ね見てた 幻でも信じていたかった
遠く過ぎてく星に願いは
砕けて散ってく
君に想いを伝えてみたけれど、それは望むものではありませんでした。
それを星に例えてみています。
曖昧な関係だった二人の距離が、白黒はっきりつけたことにより、もっと開いてしまったように感じます。
しかしそれでもいいのです。誤魔化している関係よりも、心はスッキリして前を向いて歩くことができるはずです。
離れていたとしても
私は君のことを歌っているよ
永遠なんて望まないけれど
光よ、消えないでいてよ
たとえ離れていても、これからも君のことを想って歌い続けます。
永遠とは言わずとも、今はまだ歌っていたいのです。
最後に
いかがでしたでしょうか。
一途に君を想う乙女心、星を眺めて君に向けて歌う姿など、胸がきゅんとなりますね。
どこまでも爽やかで、伸びやかな歌声が心に響きます。
君の街まで必死に走る姿、ラブレターを書いて渡す時、すべてが自分の人生のかけがえのない時間です。
たとえ叶わない恋でも、きっと自分を成長させてくれることは間違いありません。
共感する方も多くいると思います。ぜひ何度もご視聴くださいませ!