Akiさんの「話そうぜ」をご紹介します!
傷ついた心を癒してくれるように、そっと寄り添ってくれる曲です。
気持ちが塞いている時、頑張れない時、そんな時に聴きたくなります。
一面銀世界の中を歩く風景が美しいMVも注目。
生きているからこそ、話す相手がいるからこそ、もっと「話そう」と思えますね。
明日が当たり前に来ると思っても、いつかは明日が来ない日がやってくる。
些細なことも何でもいい。話せる時に話しておこう。
人間でいる限り、この特権を大事にしたいものですね。
ここからは歌詞の考察をしていきます!
歌詞に迫る
明けない
夜があったとしたら
どんな夜を
過ごしてるだろう
”明けない夜”、いろいろな捉え方があると思います。
例えば辛い日々を過ごしていて、長いトンネルから脱出できないこと。
例えば素敵な夜を過ごしていて、この夜が明けなければいいのにと願うこと。
心が沈んで、夜のようにずっと帳の中にいることなのかもしれません。
あなたにとって、明けない夜はどんな夜ですか。
なんて今日は
終わって行ける
誰かの知らない
足並みも聞かずに
誰かの足並みも聞かずに、誰からも知られずに自分だけの一日をひっそりと過ごして終わる今日。
世界から取り残されてしまったような感覚を覚えて、少し寂しくなってしまうこともあります。
話そうぜ
話そうぜ
終わりのない話でも
いいんだろ
だからこそ、”話そうぜ”。
どんな話でもいい、気負わずにとにかく話そう。
そんなふうに背中を押してくれます。
話そうぜ
まだ話そうぜ
また明日が終わる頃にね
まだまだ話そう、今日が終わり、次は明日が終わる頃に。
お互いにそれぞれの一日を過ごせば、話すこともまた出てきます。
さて、今日は何を話そうか。そんなふうに話す相手がいることは幸せなことですよね。
冷めない
夢があったとしても
朝はいつもの
色でいるだろう
自分の中の感情は昂り、冷めない夢があっても誰も、誰もわからないものです。
みんなに平等に、太陽は昇り朝はやってくるからです。
誰かがとても苦しんで泣いている時、誰かが人生の中で最高の気持ちを味わっている時、世界は変わらずに平常運転。いつもの朝の色とは、一体何色なのでしょう。
なんて今日も
終わって行くな
あの日の言葉を
思い出した今日は
話そうぜ
話そうぜ
終わりのない話でも
いいんだろ
ジタバタしても、何をしても今日は平等に終わっていきます。
”あの日の言葉”は何を指すか気になりますね。
その言葉を思い出して、”話そう”と思えることは確かです。
話すことでわかること、気づくことはたくさんあります。
話そうぜ
まだ話そうぜ
また明日が終わる頃にね
そんなのうわごと
全部が嘘みたいな
でもずっと続けばいい様な
今日もくる
それくらいには
明日を待ってる
同じような日々が続いていても、あなたと話ができる毎日ならそれでいい。
これといった出来事がなくても、この日々が何だかんだ大事。
だから明日を待つのです。
話そうぜ
話そうぜ
いつかは忘れて
行くんだろ
いつかは忘れてしまっても、それでも今を大切にしよう。
だから、この瞬間も話そう。
話した内容は忘れてしまっても、あなたと話したことはきっと覚えているから。
話そうぜ
まだ話そうぜ
また明日が終わる頃にね
話そうぜ
話そうぜ
いつかは忘れて
行くんだろ
話そうぜ
まだ話そうぜ
話そうぜ
話そうぜ
話そうぜ
まだ話そうぜ
SNSが普及し、誰かと話す機会が少なくなってしまった現代で、もっと血の通った話をしよう。
何度も優しく語りかけてくれるこの曲に、大切なことを思い出させてもらった感覚です。
最後に
いかがでしたでしょうか。
誰かと話すことは、自分を見つめ直すことにつながったり、何かの発見になったり、気持ちの共有ができたり。
様々な影響がありますよね。話すことでお互いを知るのが人間でもあります。
そんな当たり前だけど大切なことを伝えている楽曲でした。
ささやくように、語りかけるように歌うAkiさんの声が耳に優しく残ります。
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