吸空サイダーの「猫背」をご紹介します。
イントロから疾走感があり、走り出したくなるような気持ちになります。
アップテンポなナンバーでキャッチーなメロディーの中にも懐かしさがある一曲です。
落ち込んでいる時に聴くと元気が出ます!
音楽そのものを楽しんでいるメンバーの雰囲気も最高です。
歌詞に迫る
いつまでも君の本音はわからないまま
気づかないふりして
探れない目線の先に
いつだって目を凝らしている
君が何をみて、何を考えているのかが気になって仕方がない私です。
気づかれないように、でも必死に目を凝らしています。
君の視線の先が気になってしまいますよね。何を見て、何を考えているのでしょうか。
ふざけた口ぐせ
最低な朝でも
くだらないそれも
僕の両手から溢れても足りない
何気ない日々、何気ないやりとり、くだらないと思うことでさえ、すべてが宝物なのです。
決して足りるものではなく、かけがえのないその全てを大切にしています。
今すぐ走って会いにゆこう
たぶん たぶん
隣にいないだけ
ねえもう届かなくても
ここで鳴らしているの
君に会いに行きたい、衝動的に感じたのなら走ってでも行こう。
君の隣にいないだけで、私のことは忘れていないでほしい。
そんな気持ちが伝わってきます。
ここで鳴らしているものとは一体何を指しているのでしょうか。
転がり出したら止まらないあいつの
なんとなくずっとしまい込んでるとこ
追いついた僕がどうにか全部拾いあつめて
僕のものにしたかったんだって、ねえ
君のクセなのか、君らしさが溢れているフレーズですね。
転がり出すと止まらないのに、自分の中に言いたいことをしまいこんでしまうところ。
君に追いついて、ようやく君が落とした君のかけらを拾い集めてみます。
今すぐ走って会いにゆこう
たぶん たぶん
隣にいないだけ
ねえもう届かなくても
ここで鳴らしてるの今から走って会いに来て
たぶん たぶん
色褪せてくだけでも
どこへも行けなくても
ぼくらはここにいる
君を追いかけた私、君に会いにきてほしい私。
私はいつだって君のことを想って、必死なのです。
たとえどこに行けなくたって、今一緒に二人でいることが大切。
色褪せてくだけでも
ぼくらはここにいる
変化はなくても、ずっと一緒にいるのです。
変化とは、付き合ったり、結婚したり、別れたり、色々なことを示唆していますが、
変わらず二人で一緒にいる。それが全てなのです。
最後に
いかがでしたでしょうか。
抽象的な表現の中にも、君を大切に想う私の姿がしっかりと目に浮かぶ、素敵な楽曲です。
タイトルの「猫背」や、歌詞の内容から、君がどんな人間で、どんな性格なのかが思い浮かぶところがいいですよね。
衝動のままに走って君に会いに行ったり、自分の気持ちに素直に行動しているところに好感が持てます。
MVでのメンバーの演奏シーンも非常に楽しそうなので、見ているこちらもウキウキしてしまいます。
ぜひ何度も聴いてみてください!