オシャレで惹き込まれる世界観
男女のボーカルでハモリをうまく取り入れたオシャレな世界観が特徴的です。
楽曲の構成もありきたりではなく、いろいろな顔を見せてくれます。
例えば歌の中で話し出すようにラップが始まったり、歌詞が耳に入ってきます。
MVもネオンとダークを織り交ぜて見ていて飽きません。
一度聴くと耳に残る楽曲です。
歌詞の内容に迫る
真っ直ぐにかけない線
ヨレヨレになって頼りない
私の鼓動を表す心電図モニター
もういいや
自分の鼓動を心電図モニターで表現するのが面白いですね。
誰もが自分の鼓動が一定なわけではないですが、自分はヨレヨレなところが頼りないと感じています。
溢れる色彩感覚は
まだ見ぬ光を示してる
私の姿勢を表すポニーテール
気がついてる
先ほどは心電図モニターでしたが、次は私の姿勢をポニーテールに表現しています。
この対比がセンス良いですよね。
友はいらないよ、青春はいらない
だって青色だけじゃ足りない
追いかけてすぐ追いついて
振り子みたいに朝まで遊ぼうよ
青春は青い春と書きますが、青だけじゃなくもっと複雑なのです。
ゆらゆら揺れて何もかも忘れて遊ぼうと、どことなく勢いを感じます。
生きてるだけで、生きてるだけで
息するだけで、 息するだけで
二人でいると、二人でいると、嗚呼
絵になる、絵になる
ここがサビですが、何もしなくても、二人がいれば絵になるということです。
Aメロで鼓動を心電図で表していた男性と、自分の姿勢をポニーテールで表現した女性のことなのでしょうか。
外面上面ハートはボロボロ
共感、違和感、足りないマインド
ヘラヘラ笑ってたいんじゃない 窮屈に慣れてるわけじゃない
社会の中で生きていると思う様にいかないことは多く、周りに合わせたり窮屈な思いをすることばかりです。
自分の中で心は安定せず、そんなに強くないよ と伝えています。
同じ歳、近所で生まれただけ
社会の勉強してるだけ
偶然、今、一緒にいるだけ
クラスメイトは友達じゃない
学校という集団の中で、勝手にクラス分けされる私たち。
たまたま同じ場所にいるだけで、必ずしも友達ではないと本心が垣間見えます。
内面正面ビートはイケイケ
新たな価値観、冴えてるフレンド
タラタラやってる場合じゃない
クラス以外で自分とフィーリングがあったり、自分にない新しい価値観に出会えた時気分は上がります。
負けてられない!と思わせてくれる仲間こそ友達なのかもしれないですね。
新宿の地下街、大嫌い
違う歳、遠くで生まれてても
“ヤバイ”を連呼してるだけ
偶然、今、一緒にいるだけ
ホームルームは必要じゃない
有象無象に囲まれて
本当に自分の気持ちに寄り添ってくれたり、心を揺るがすようなシンパシーがある人や仲間はどこにいるのだろう。同じ空間にいるからって仲が良いわけでもないし、遠くにいる知らない人だからって気があうわけでもない。
自分が居心地悪く、今一緒にいる仲間に価値を見出せない状況でホームルームをする必要はないと伝えています。
さいごに
非常にオシャレで胸に響く歌詞とメロディーがあなたを離しません。
この世に生きる若者にとって共感性が高いと思います。
サビは何度も繰り返されるので、思わず自分も歌い出してしまいます。
ぜひ聴いてみてくださいね!