倉沢よしえさんの「ラストドラマ」をご紹介します!
力強く、時には優しく歌う倉沢さんの声が胸にすっと入ってきます。
人生とは見えなくて、思い通りにはいかないもの。
そんな人生のラストには何が待ち受けているのでしょうか。
明るく前向きになれる歌詞と、青空の下で歌う倉沢さんのMVとともにご視聴ください!
歌詞に迫る
どんなエンドロールが流れるのかまで
知ってるのにみてしまう 好きな映画みたいに
私は日々をいつも垂れ流している
今日もこうなるってことわかってるのに
終わらせることはしないのさ
一度見たことのある物語(映画)でも、また最後までみてしまうのはなぜでしょう。
きっと、どんな結末になるのかのドキドキワクワク感よりも、その映像を見ることで得られる幸福感や充実感、はたまた悲壮感を味わうためなのかもしれません。
自分の日々も同じようなことの繰り返しだけれど、あえて自分から終わらせることをしないのは、何度も見てしまう映画と同じような心境なのかもしれないですね。
まるで信じられないような展開が
待ってるんじゃないだろうか ラストドラマ
昨日今日明日同じ空の下に抱かれて
本音の中で生きていくのです
そして同じことの繰り返しに思える日常の中にも、多少の期待を持って皆生きています。
もしかしたら、今日は自分の予期しない出来事や展開が待ち受けているのかもしれない!という可能性を秘めているからであり、誰にも今日のことはわからないからです。
題名の”ラストドラマ”がここで出てきますが、クライマックスでドラマチックなことが起こるかもしれない。
人生とはまさにドラマのようだと感じさせてくれます。
チクタク音をたてる この胸の鼓動
他の誰も知らない あたしの….
あとどれくらいこれはなり続けるだろう
わからないからこそ日々生きるのでしょう
明日はいいことあるといいな
自分の人生にいつか終わりがくることを知っていても、それがいつなのかわかりません。
だからこそ今日を精一杯に、未来に期待をして生きていけるのではないでしょうか。
死ぬ日がわかっていたら、希望をもって長い人生生き続けることが難しいかもしれません。
たとえ今日とても嫌なことがあっても、明日には明日の風が吹く!そう思えるからこそまた立ち上がって生きることができるのです。
まるで信じられような展開を
待ち望んで今日も眠るのさ ラストドラマ
昨日今日明日 同じ夢の中泳いでく
運命の果てに辿りつくように
どんなに理想通りの人生を歩めたとしても、それが最初からわかっていたなら、つまらないと感じてしまうことでしょう。何があるのかわからない、見えないからこそ人生は楽しいのです。
”ラストドラマ”のように、信じられない展開が最後に待ち受けているかもしれないという期待が、人生に彩りを与えるのです。
良いことばかりが続く人生も、最終的に良いと思えないこともあります。
苦しさがあるからこそ、良いことが対比で輝くからです。波風たつことも人生には必要なスパイスなのですね。
まるで信じられような展開を
思い通り描けばいいのさ ラストドラマ
昨日今日明日 間違えなんてひとつとないさ
前を向いて歩いていくのです
同じことの繰り返しに思えても、それが間違いだなんてことはありません。
真っ直ぐに自分に正直になって生きること、その中に思いも寄らない出来事があり、人生が彩られていきます。
この曲はそんな人生への期待と、前を向いて歩くことの素晴らしさを感じさせてくれます。
最後に
いかがでしたでしょうか。
人生は意外にシンプルで、今辛いことが重なっていても捨てたもんじゃない!と思えますね。
最後まで何が起こるかわからない、だからこそ日々を大事に前を向いて生きていこうと元気づけてくれます。
つまづいてしまったり、悩んでいる時にも背中を押してくれる歌詞なので、ぜひ何度もリピートしてご視聴ください!