しののめさんの「 通り雨」をご紹介します!
ピアノのメロディーが非常に綺麗で、しののめさんの歌声が優しく透き通るように包み込みます。
雨を題材にしていますが、人生での辛い出来事もいずれは雨のように止んで虹がでる、そんな希望を乗せている歌詞です。
MVの中では着物姿とドレス姿どちらも楽曲にマッチしており、とてもしののめさんが素敵です。
この楽曲を聴くと心が落ち着ので、ぜひ何度もご視聴ください。
歌詞に迫る
雨が降る 雨が降る
アスファルト黒く艶めく
雨が降る 雨が降る
君の頬が濡れる
雨が降るとアスファルトは黒くなっていきますよね。
ただ黒くなるだけでなく、”艶めく”という表現が、雨を肯定している感じがします。
君と一緒にいるシチュエーションで雨が降ってきたようですが、自分ではなく君の頬が濡れることで、相手が傘を自分に向けてくれているのが想像できます。
傘をさす 灰色の
街は湿気った匂いがする
寒そうなその肩に
頬寄せた
雨の匂いは独特で、歩いていると街中に雨の香りが広がった感じがありますよね。
雨の中君と二人で歩いていて、思わず君の方に頬を寄せるなんて情緒的で素敵な場面です。
ふれたぬくもりこぼさぬように
そっと口づけをして
荒んだ心のすべてをすくいだそう
二人でいれば、そのぬくもりで少しはあたたかくなります。
その流れで口付けをするなんてロマンチックなシチュエーションですね。
言葉を交わさずとも、それだけで二人の気持ちを感じ取れるような感じでしょうか。
雨が降る 雨が降る
紫陽花の 青が薫る
雨が降る 雨が降る
君の頬が濡れる
紫陽花が咲く季節は特に雨がたくさん降りますが、花の上に降り注ぐ雨はなんとも美しいですよね。
”青が薫る”という表現、雨が降ることで紫陽花の花の色がより映えるようなイメージです。
雫たち音立てる
街は霧にけぶったままで
伏せたその瞼の奥も
触れられないないまま
雨が降ることを色々な角度から表現しています。
雫が音を立てて落ちてゆくのもまた粋ですね。
瞼の奥に触れたいとは、君が今何を考えているのかわからない、もしくは何かに悩んでいるようにみえるということでしょうか。
指先から愛を込めて
そっと両腕で抱いて
疲れた心のすべてを つつみこもう
やさしさで塗り替えて
大切な君のことを優しく抱いて、包み込みたい。
雨の中の君を隣でみて、何かを感じたのでしょう。
思い悩んでいるような君を自分の優しさで塗り替えたいという気持ちです。
雨が止む 雨が止む
青空とそよ風広がる
虹色の輝きに
君がふわりと笑う
そうすると、先ほどまでの雨が止みます。
雨が降った後の空は青空で、気持ち良い風も吹きます。
虹も顔を出せば、君も自然と笑顔になる。
雨は冷たくて濡れたくないけれど、通り雨のように降った後には
綺麗に洗い流してくれたかのように街は輝きます。
最後に
いかがでしたでしょうか。
雨が降ることは嫌な側面ばかりではなく、雨が降ることで見えることもあります。
空気を変えてくれたり、雨の中の紫陽花も美しかったり、雨が降るからこそ見える景色もあると教えてくれますね。
人生の中でも、辛いことや苦しいことはたくさん訪れます。
雨のようにずっと続くわけではなく、必ず終わりはくるしそこから何かを学べることもあるのです。
人生の苦難と雨をかけて楽曲は最後には明るくハッピーな雰囲気になります。
聴いた後には心が軽くなっていることでしょう。
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