Laura day romanceさんの「fever」をご紹介します!
どこか懐かしく、心がほっこりする楽曲です。
春らしさ、少し切ない気持ち、日常の何気ない風景、柔らかい日差し、そんなものがこの曲にぎゅっと詰まっているような感じです。
天気の良い朝に聴きたくなる一曲です。歌声が心の中を通り抜けていくかのように耳に馴染みます。
MVもセンスが良く、色合いから雰囲気まで最高なのです。ぜひMVも見てみてくださいね!
ここからは歌詞の考察をしていきます。
歌詞に迫る
月世界旅行の途中乾いて行く君の胸を
それで間に合うなら僕が歌を書こう
改札は通れないけど空は飛べると吹き抜けて
仕掛けのないオレンジの方が好きと
現代では月への旅行は限られた人しか行けないですが、もしかすると数年後には当たり前になっているかもしれません。そんな月世界旅行への途中のシーンから始まります。
改札は通れないけれど、空は飛べる存在。君は一体何者なのでしょうか。
そして私との関係性は恋人なのでしょうか。
神様作のビターな世界が振り向かなくても
振り向かなくても
”神様作のビターな世界”という表現がわかりやすくキャッチーですよね。
世の中甘くない、厳しくて過酷なことも沢山あります。
そんな今いる世界が振り向かなくても、他に世界があるのかもしれない。
振り向かなくても、それはそれでいいのではないかと思わせてくれます。
生きているのが辛くなる前に、少しでも肩の力を抜けると良いですよね。
トイに飽きたらない子供たち
恋人の息は白く
バスの最後列
それぞれの熱を待って
宇宙からみると、これは日常の風景を切り取ったようなミクロの世界ですね。
それぞれの人間の熱を持って生きています。
誰もが自分の世界で生きていることを示唆していますね。
銃声の上にある祝祭の熱狂に急かされて
イヤホンの中に迷い込んで
歴史、政治、圧力、集団。”銃声の上にある祝祭”とは、誰かの犠牲のもとに成り立つものなのでしょうか。
綺麗事ばかりではないこの世の中で、血の通った人間が生きるこの世の中で、あなたは何を感じるでしょうか。
思わずイヤホンの中に迷い込んで目、耳を覆ってしまいたくなることもありますよね。
「白い車で許すよ」
まだ雨に滲む前の紙に落としたインクも
言葉を見逃さないで
他の色の車だったら許されない、もしくは他の色の車なら歓迎される、そんな雰囲気をこのフレーズから感じます。
紙に書かれた言葉「白い車で許すよ」は、君からのメッセージなのかもしれません。
君だけは 涙の流し方を間違えないでってベイベー 歌いたい
涙の流し方にお作法があるのだと誰が知っているでしょう。
涙は武器にもなるし、使い方を間違えると自分を攻撃するものにもなります。
だから、ここぞいう時に涙はとっておく方がいいのかもしれません。
本当に心が動き時に流すために。
土曜日ざわめく最悪の目覚め
行方もなきものたちの群れ
少しだけ遡り 金曜日 空に帰る熱
君だけは 涙の流し方を間違えないでってベイベー 歌いたい
平日だろうが休日だろうが、最悪の目覚めをした日は気分が悪いものです。
悪い夢でもみたのでしょうか。
土曜から遡ると金曜日に辿り着きますが、ここで熱は空に帰っていきます。
熱は魂を示唆しているようでもあります。
君は地球からまた宇宙へ帰っていったのかもしれません。
最後に
いかがでしたでしょうか。
歌詞には明言せずとも、伝えたいことははっきりと胸に刻まれるような印象です。
リスナーの皆様がイメージを膨らませて何を思うかが問われているようでもありますね。
この世界を俯瞰してみた時に、私たちは何を感じるのでしょうか。
シンプルだけど美しい曲。何度も聴いてしまいたくなる曲なのです。
ぜひ他の楽曲も聴いてみてくださいね!