e5さんの「 6月31日」をご紹介します!
題名の日付は、6月31日が特別な日であることを物語っていますね。
歌詞の中では6月31日という言葉は出てきませんが、大切な君との大切な日なのかもしれません。
”君に成りたい”と思うほど、君を想う気持ちが胸に響きます。
MVはかなりエモーショナルな雰囲気で、この楽曲と非常にマッチしています。
e5さんの世界観が伝わる素敵な作品になっていますので、ぜひご視聴ください!
今回は歌詞の内容を考察します!
歌詞に迫る
いつかの誰かを理解したくて
手をつけて知ったcigarette
未だになんかわかんなくて
付き合いでまた火をつけてる
”いつかの誰か”とは誰なのでしょうか。
おそらく当時好きな相手だったのでしょう。ここでは”君”のことを指していますね。
相手を理解するには、相手の好みのものを共有することとよく言われますよね。
でもわからないところも沢山あり、引き続き火をつけることに自分を俯瞰してみています。
理解できるまで火をつけ続けるのでしょう。
悔しいのが悔しいぜ
お前なんか要らねえって思ったんだけど歌うことがあるとするなら
良いよな
君は僕と別れられて
僕は僕と別れられない
君に対しての気持ちが強いからこそ、”お前なんか要らねえ”という感情になるのですね。
どうでも良い相手にはそんなふうに執着もしません。
”僕は僕と別れられない”というフレーズは、君を忘れることができない自分が嫌で、そんな自分に悔しがっています。
ねえ、君は君と生きてくんでしょ
ずっとずっとずっとずっとずっと
ずっと
いいな いいな
君に成りたかった
君は君で、僕と君は一緒には生きていけないことを示唆しているのでしょうか。
君のことが本当に好きで、君に成りたいほど憧れに近い感情をもっています。
君への気持ちが本当に強く表現されています。
相手に成りたいと思えるのはなかなかないですよね。
傷付いて生きんのが死ぬほど怖いのに
死にたいわけじゃない
僕は何回寝て起きても僕だから縋って生きてて
生まれてみたいから生まれてみただけ
僕は僕に成りたくて
傷つくの死ぬほど怖いけれど、だからといって死にたい気持ちとは異なります。
この気持ち非常に共感できるポイントですよね。
”傷つかずにいきていきたい”が本音なのかもしれませんが、人生それは難しいことも痛いほど理解しています。
自分は自分として生まれたのだから、何度目覚めても君にはなれません。
そうであれば、自分の納得できる自分になりたい。だから生まれてみた。
シンプルですが、とても奥が深いこの歌詞に共感したり心揺さぶられます。
最後に
いかがだったでしょうか。
MVと一緒に視聴すると特に感情移入してしまいますが、彼女からみる”君”の視点、好きなところ、思い出などが蘇るようですね。
いつものように一緒にいた君との思い出と、君と離れる対比(一人でいるシーン)に胸が苦しくなります。
君は田舎に残り、自分は新幹線で遠い場所へ。それが6月31日の出来事なのでしょう。
切なさと恋しさと、ノスタルジーな気持ちを味わえるこの楽曲。
ぜひ何度もリピートしてご視聴ください。