Hakubiさんの「クロール」をご紹介します。
疾走感があり、アップテンポな楽曲で、ボーカル片桐さんの歌声が胸に突き刺さります。
自分の人生、このまま終わらせたくない!殻を突き破って世の中を全力で泳いでいく!そんなメッセージが込められている歌詞です。
この楽曲を聴いて諦めていた何かを思い出させてくれたり、今の自分を応援してくれていると感じたり、感じ方はそれぞれだと思いますが、少なからず鼓舞してくれるものだと思います!
ここからは歌詞の考察していきます。
歌詞に迫る
水面の乱反射輝いた
季節は僕たちを追い越して
それらしい顔なんだ
悩みなんてない!
目的のない旅に出よう
終わりの見えない水平線
いつもの退屈はシュレッダーにさ
全部ぶち込んで
変わり映えのない毎日を生きていると、退屈な気持ちを全部捨てたくなりますよね。
目の前には小さなしがらみや悩みがあったとしても、水平線をみているとそんなことはすべて取っ払っえる。
目的のない旅の方がおもしろい、わくわくする気持ちが表現されています。
じっとしているよりも、全力で動き出してみるとまた新しい景色が見えてくるかもしれないのです。
“らしくない”ことをやってみよう
ひどく凝った身体をひっぺがし
擬態するんだ何者でもない僕に
木造ワンルーム飛び出して
ここじゃ騒音なんて気にすんな
わりと大きな声って出ないもんだなあ…
馬鹿になっていい!
自分らしさを押し付けられたり、らしさを求められる場面て意外と多いものです。
だからこそ”らしくない”ことをあえてやってみる。そうすることで新しい自分に出会えるかもしれない。
ずっとそんな凝り固まった自分でいるのはもったいない。今すぐにこの小さな部屋を飛び出してパワーを発散させるのだ!というエネルギーを感じますね。
普段は大きな声を出す場面はなかなかないですが、ここでは騒音を気にせずにやりたいだけやってしまえ!という開放感が心を軽くしてくれます。
特に大人になると馬鹿になれることってなくなってしまいます。
まだ見たことのない自分を発掘できそうです。
ひとの海を
孤独じゃないふりで
誰も僕を知らない街へ
MVでもたくさんの人の間を逆行しながら突き進む姿がありますが、まさに”ひとの海”とは群衆を指しているのだと思います。
”孤独じゃないふり”は、本当は孤独を感じていてもそれを周りには悟られないようにして。
”誰も僕を知らない街”は、アウェイな空気で不安も感じることもあるでしょう。
でもその分自由に振る舞えるメリットもありますね。
クロール
未来に手を伸ばすバタ足で進む
息継ぎを忘れそうになる クロール
この広い世界にレーンはないのさ
ただ思うがままに全速力で
クロールのようにひたすらに泳いで先に進む。
人生もクロールのように未来に向かって全速力で泳ぐことに似ていますね。
誰かの決めた道や答え、レーンはありません。
自分の思った方向へ泳ぎ続けることで、何かを掴むことができるのです。
時には息継ぎも忘れて無我夢中になることもありますが、全力で突き進んでいる証拠ですね。
なんかやれそうなんだ
クロール
今のままでは嫌だ。何かしたい!何かを変えたい!と思っているからこそ進んでいける。
現状に満足したり、このままでいいやという気持ちではクロールもできません。
そんな何かやってやる!という気概を感じるフレーズですね。
死んだように生きてることに
気づけなくて年だけとって
理不尽ばかりあいつの声に
潜んでいた確かな悪意だった
騙し騙し誤魔化し笑い
うまく息ができない
僕は僕で君は君で
命の鼓動は止まらない
自分の人生は自分で責任をとり、舵を取っていくもの。
誰かの人生ではないし、誰も責任をとってはくれない。それなのに生き方や振る舞い方などを押し付けてくるのも世間だったりします。
自分の気持ちを殺して生きるよりも、自分の納得のいく生き方ができると幸せですよね。
自分の生き様に他人の口出しは不要です。だから自由に進んでいいのだと気づかせてくれます。
クロール
未来に手を伸ばすバタ足で進む
息継ぎを繰り返し進む
クロール
この広い世界にレーンはないのさ
ただ思うがままに全速力で
人生は短いようで長い、長いようで短い。だからこそ息継ぎをしながらも前に前に進んでいくのです。
きっと後ろを振り返った時には、頑張ってきた軌跡がみえるでしょう。
なんかやれそうなんだ
クロール
未来に手を伸ばすバタ足で進む
クロール
自分の未来や将来に可能性を感じているからこそ、”なんかやれそう”という気持ちが湧いてくるのでしょう。
今は道半ばでも、この先の新しい景色をみるために。泳ぎ続けます。
最後に
いかがでしたでしょうか。
退屈な日々を送っていて、このままでいいのかな?こんな日々は自分らしくない、と思っている方もいるのではないでしょうか。
この楽曲を聴くとハッとさせられますね。人生まだまだ!これからいくらでも自分の力を発揮できる。
そんなふうに元気や活力を与えてくれます。
この世に正解はありませんが、自分が全力で生きていたらそれが自分の正解になるのでしょう。
とても考えさせられる歌詞の内容でした!
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