なきごとさんの「グッナイダーリン・イマジナリーベイブ」をご紹介します!
ギターのリフがカッコ良いキャッチーな楽曲です。
電子音も入っていたりして、遊び心もある素敵な曲になっています。
ダーリンもベイブもどちらも自分自身のことを指しているようで、大人な自分も子供な自分も「両方愛していたい」という願いを込めているようです。
一人の自分という人間でも、色々な面がありますよね。
どんな自分も嫌いにならずに受け入れて愛でていけたら素敵です。
MVでも楽曲の世界観がより伝わるようになっていますので、ぜひ一緒にご視聴ください。
歌詞の内容を考察していきます!
歌詞に迫る
三角窓は覗いている
お願い教えて知りたいの
ノイズが混じるぬるいキス
三角窓とは何を指しているのでしょうか。
自分のお部屋の窓・・?なのでしょうか。
なぜこのキスにはノイズが混じっていたり、ぬるいと感じるのか、その理由を知りたいようですが
その真実はどこにあるのでしょう。
キスをこのように言語化できるのはなかなかすごいです。
解熱したら軽くなる?
お願い意地悪はしないで
微熱が見せた甘い蜜
熱があがっている時は自分の感情もヒートアップしている状態です。
いつもとは違う状況だと普段の自分ではない態度だったり、フワフワした感情になります。
甘い蜜はそんな微熱(いつもと違う自分)の時に感じた甘い出来事を指しているのかもしれません。
グッナイダーリン 明日にはもう
全部忘れてしまうよ
グッナイダーリン おやすみね
イマジナリーベイブ 愛している
グッナイダーリンあと少し
熱が下がれば楽になるよ
グッナイダーリン おやすみね
イマジナリーベイブ 愛している
眠ってしまえば明日には、たとえ嫌なことがあっても忘れてしまいます。
熱がある状態は自分にも余裕がない状態です。
そんなときは相手にも強くあたってしまったりしますよね。そんな自分も愛しているのですが!
だから熱が下がればまた冷静な自分になれます。
アンダースタンド わかっている
これでも物分かりのいい子
でも最期には彼処に帰す
自分のことは自分が一番よくわかっています。
物分かりがいい自分ではありますが、彼処に帰すようです。
これはどこを指しているのでしょう。
解熱するにはカロナール?
いうほど期待はしてないの
繰り返される淡い秘密
解熱剤といえばお馴染みの”カロナール”ですが、ここでの解熱は冷静な自分を取り戻すことだったりするので、
比喩のような表現になっていますね。
”淡い秘密”とは何を指しているのでしょうか。
前半での”微熱が見せた甘い蜜”と同じイメージですね。
悪い夢を見る
泥々と流れていくの
濾されて醒めて
終わりかな
悪い夢といっても色々ありますが、まるで自分が泥々になって濾されていくなんて苦しいですね。
自分の気持ちが沈んでいることを表現しているのかもしれません。
グッナイダーリン おやすみね
どんな自分も愛せますようにと
真っ暗闇も悪くないよ
イマジナリーベイブ 愛している
自分の中でも、好きなところと嫌いなところはあります。
それでも全部自分であり、どんな自分でも愛せたらいいなという希望を込めています。
明るい光だけが良いわけでもなく、必ず人生にも光と影はセットでついてきます。
真っ暗闇があるということはその逆もある。
だから両方とも大事なのです。もちろん自分自身に対しても。
”愛してるではなく、””愛している”という言葉は自分を大事に思っている気持ちが表れています。
グッナイダーリン 明日にはもう
全部全部忘れてしまうよ
グッナイダーリン おやすみね
イマジナリーベイブ 愛している
グッナイダーリン もう今は
熱が下がってしまっていたとして
グッナイダーリン 最期には
イマジナリーベイブ 愛している
愛している
どんな瞬間も自分は自分であり、嫌いな自分が顔を出す一面もあるでしょう。
それが熱がある状況のように、いつかは解熱して冷静な自分になります。
だからどの自分も全部受け入れて愛している。
自分を愛せなければ誰かを愛すこともできません。
とても素敵な歌詞ですね!
最後に
いかがでしたでしょうか。
ポップでキャッチーで可愛らしい中にも、ロックな部分もあって、聞き応え抜群の一曲です。
歌詞は比喩的な表現も多々ありますが、考察してみると深い内容で共感しました。
どんな自分も愛することはなかなか難しいですが、まずは色々な一面を持つ自分がいるのだと知るところからですね!
ぜひリスナーの方も自分なりの考察をしながら楽しんでみてはいかがでしょうか。
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