萌々奈さんの「YAMECHAEBA☆」をご紹介します!
サビの”やめちゃえば”が耳に残る、ポップで中毒性のある楽曲です。
萌々奈さんの可愛らしく、個性のある歌声が彼女の世界観を際立たせています。
MVもダンサーと一緒に踊るところもあり、つい真似してしまいそうです。
歌詞の”やめちゃえば”は何を指しているのでしょうか。深掘りしていきたいと思います!
歌詞に迫る
やめちゃえば
ねぇやめちゃえば良い
そんなの全部辞めちゃえば良いよ
いま君がキラキラ笑っていたら
私はそれで幸せなんだからさ
隣にいる君が今、何かしら辛い思いをしており(学校・仕事・友人関係・・etc)、辛いならやめちゃいなよ!と背中を押していますね。
キラキラ笑うことができるのなら、別に他に辛いことを無理に続けなくてもいい。
全部一旦辞めてから、また出発してもいいじゃない?そんな風に味方になってくれる歌詞ですね。
君の苦しそうな顔は見たくない、という私の願いなのかもしれません。
なにくそ精神大事にしたいけど
ポジティブシンキングに1万いいね
とっくに見えたバッドエンド
でも本当は見たいハッピーエンド!!
根性や、負けるな!という気持ちももちろん大事だし、世間もそんな姿を求めていることはわかっています。
でもその先にあるのが幸せではなく、自分が壊れてしまうことや、バッドエンドしか見えていなければその道を諦めるのも手ですよね。
何かを乗り越えて幸せを手にできるのであればいいのですが、何かを犠牲にし過ぎて後悔してしまうくらいなのであれば、他の道を行くのは賢明な判断だと思います。
この世の中はそこで歯を食いしばって続けることが美徳だと捉えて、身を滅ぼしてしまう人もいます。
逃げるが勝ちもあるのです。
分かりにくい愛と相対し
眉間に皺を寄せていたら
照れ屋な愛が顔覗かせた時
指の隙間から
分かりにくい愛とは、自分の気持ちになかなか気づけていないことを指すのでしょうか。
君のことだけを真剣に考えていたら・・・そんな自分の気持ちに気づいてしまったのかもしれません。
やめちゃえば
ねぇやめちゃえば良い
綺麗事なんてかなふり捨ててさ
路頭に迷って吐露した本音と
駄々こねて今を走り抜け
生きていこう
この世界に正解はないですし、何かをやめることは勇気がいりますが、やめたからといって何があるわけでもありません。自分の気持ちに素直になって、自分が輝ける場所を探すことは素敵な選択です。
世間が押し付ける綺麗事の中に生きていては苦しくなる一方です。
自分の幸せをしっかりと見極めて行動できるかが、重要ですね。
私には歌があって
どうしようもないこんな夜に
こうして救ってくれるメロディーを
生み出せるから
歌は心を癒してくれます。誰かの心だけでなく、自分自身の心もです。
うまくいかない時、つまづいた時、人生に行き詰まった時・・・そんな時でも、自分で自分のために曲を作り、歌うことで救われるものです。それはとても強い味方であり、自分の武器でもあります。
自分で自分を癒せる人は素敵ですね。
じゅげむじゅげむごごこうのすりきれ
かいじゃりすいぎょのすいぎょうまつ
うんらいまつ
ふうらいまつくうねるところにすむところ
やぶらこうじのぶらこうじ
ぱいぽ ぱいぽのしゅーりんがん
しゅーりんがんのぐーりんだいの
ぽんぽこぴーでは分かりません!!
有名な落語の”じゅげむ”が歌詞に出てきました。
余談ですが、じゅげむを空で言えるように暗記したり、学生時代にやったものです。
今までと一気に曲調が変わり、不思議な感覚に陥ります。
最後の”ぽんぽこぴーでは分かりません”がすべてを物語っていますね。
言いたいことがあればはっきりと言ってくれ!という気持ちが感じられます。
どこに愛が隠れてるか
そんなの実際分からないけど
取りこぼさない器を
育ててていけたらな
生きている中で、恋も愛も気づかないうちにやってくることがあります。
タイミングがきた時にしっかり愛せる準備ができるよう、自分に少しの余裕があるようにしておきたい。
そんな乙女な気持ちが素敵ですね。
この歌詞では一見、恋愛や愛にフォーカスしていないように思えますが、
君に対しての”やめちゃえば”の気持ちや、君の笑顔を壊したくないと思う気持ちは、まさに愛なのでしょう。
最後に
いかがだったでしょうか?
ポップな雰囲気で萌々奈さんの個性と世界観が光る一曲ですが、
歌詞では真髄をついたものが多く、聴くたびに色々と考えさせられます。
人生で行き詰まったり、今自分のいる場所に違和感を覚えたり、苦しさだけが残る場合はやめてみることも大事!と勇気づけてくれる歌詞ですね。
共感することも多いので、ぜひ何度もリピートして聴いてみてください!